9.星のとなりの空け者 ~カッパ~

作词:タカハシヨウ
作曲:タカハシヨウ

七夕は今年も雨
仆が知っている限り
雨が降らなかったことは
ここ数年一度もない

闻いたことがある
川に引き裂かれた二人の话
その二人には恶いけど仆
天の川自力で渡れるんだ

そんな力なんかより
今は内定が欲しいです
“皿の形が不细工”と
书类で何社も落とされた

靴ひもが结べたら入れると
最近话题のアホ会社に
履历书という名の短册を
持参していざ面接へ

“本日の面接官を务める织姫です”
まさかこのシチュエーションで出会うとは
七夕にキャリアウーマンしてる场合か!
そこは上手に有给をとっとけよ!

すぐ织姫に赖まれる
彦星を连れてきて欲しいと
正直气は进まないけど
内定欲しさに请け负った

荒れる川を渡り向こう岸
やけに胸筋が隆起した男が
仆を见つけて感极まり
本气で殴りかかってきた

“カッパより强くなれば俺も川を渡れるはず!
胸筋の神样!彦星はやります!”
ダメだ、思考も思想もオシャカになってる
郁陶しいのでひとまず折りたたんで

织姫のもとまで引きずった
この瞬间が嫌だったんだ
きっと二人は知らない
この川の两岸は时の流れが违うこと

年老いた织姫
まだ若い彦星
会う术を失った二人は
无理に会ってもこの仕打ち
仆が何か言わなきゃと
言叶を见つけるより前に
こんなに残酷な再会を
二人はただただ喜んだ

二人を川で分かち
二人の时をずらし
二人は雨に泣いて
二人で伤つくこともできず
阻まれて
坏されて
骗されて
隐されて
夺われて

なのにどうしてそんなに素直に喜ぶの?

“爱しているから”